ステロイド服薬時の食事内容

ステロイドを服薬してる際、食事はどのようなことに気をつけたら良いでしょうか?

ステロイドを服薬すると、食欲が増進するので、たくさん食べたくなります。

しかしここで暴食をしてしまうと、前述した副作用にもある、高血糖・高血圧のリスクが高まるので注意です!

ただ食べないと、副作用で筋肉がやせ細ってしまい、また骨粗鬆症が進みます。実際ステロイドを服薬し、2週間で2kgの体重減少がみられ、子鹿の足になってしまいました(泣)

それではどうしたら良いのでしょうか?

脂分・糖分の暴飲暴食は避け、必要な栄養を摂取することです。

目次

入院食は食べましょう

まず、入院食は全て摂取して問題ないと思います。

その人に合わせて食事は提供されており、糖尿病や高血圧がある方は、制限された食事が提供されます。

心配な際は主治医へ相談しましょう。

たんぱく質の摂取

ステロイドを服薬すると、たんぱく質の分解が進み、筋肉が痩せ細ります。

実際2週間で、2kgの体重減少がみられました。こんなに筋肉量の低下がみられるとは驚きました…。

検査結果でも、総タンパク(TP)やアルブミン(Alb)の低下が見られました。

そこで主治医と相談し、病院食に加え、タンパク質やカルシウム等の追加摂取をしても良いことになりました。

実際摂取したタンパク質

タンパク質を含む食べ物には

「肉、魚、卵、大豆製品、乳製品」があります。

実際に鶏肉、豚肉、牛肉、卵、納豆、豆腐

豆乳、チーズ、ヨーグルト、牛乳

などを摂取しました。

効率的にビタミンもとれるため、ソイプロテインも摂取していました。

1食に1つプラスする形で摂取しました。

ビタミンの摂取

副作用によりカルシウムが低下するため、骨粗鬆症のリスクが高まります。

実際カルシウム値は正常値より低く出ていました。

骨粗鬆症予防にて、ビスホスホネート製剤が処方されてると思いますが、食べ物からも摂取できたらさらに良いと思い、実際に摂取しました。

ビタミンD3を摂取することが必要なため、

“青魚”や”煮干し”を意識的に摂取しました。

まとめ

もちろん人によって不足する栄養は違うと思いますが

私の体感と血液検査の数値の低下をみても、タンパク質分解による筋力低下と骨粗鬆症の副作用は大きい印象です。

ただタンパク質を摂取すると言っても、

過剰摂取してもよくないので、調整に迷いました。

とりあえず不足することは避けようと思い、

厚生労働省の「食事バランスガイド」を参考にさせていただきました。

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この記事を書いた人

2023年SLE(全身性エリテマトーデス)発症
現役看護師(病院経験5年、訪問看護師経験5年経過中)
他資格:メンタルケア心理士、保健師
治療や経過を看護師目線で記載。
ポジティブに、健康に優しい生活を心がけています。

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